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教科書通りの雑草

浜見平 相田です。

 浜見平では初夏のこの季節,「雑草の館」になり,草むしりが欠かせません。地面に這いつくばって草を抜くのですが,これによって植物をよく見ることになり,特色ある植生にも気づきます。中1理科の教科書の定番で,学校の周りの植物観察通りでした。

「建物の北側」 日当たりが悪く,湿り気がある
教科書では スギゴケ ドクダミ とあります。こんなでした。
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これから草をむしる人間としては,絶望的な気分になりますが,今年のドクダミはすごすぎます。毎年,雑草の勢力分布は一定ではなく変化します。昨年はこんなではなかった。
しかし,「ドクダミ」は不幸な名前だと思います。白い小さな可憐な花が咲くのに毒がつく。 毒キノコ,毒ヘビ,毒グモと毒がつくとよろしくないグループになってしまう。ドクダミにも毒があるのかと思い調べてみると,真反対の結果でした。
むしろ薬草として,薬効の高い植物で整腸、利尿、解毒作用があり,むしろ毒を矯める(正しく直す)という意味でドクダミになったとあります。ドクダミの葉の特有の臭気は,毒があるのではと思われてしまうが,薬効の強さを表している。さらに,「この臭いは乾燥すると変化するため、お茶は飲みやすく薬草茶として人気があります。」とあります。(本当でしょうか)

「建物の南側」 日当たりが良い

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 これから誰が覇権を取るか,競争状態です。ちなみに,左側の日陰の部分に,自転車に巻き付いたドクダミがあります。しかし,日当たりの良い部分には進出できていない。
ドクダミは縦横無尽に地下茎を張り巡らし,上の本体をむしっても地下茎が残っていれば芽が出ます。地下茎を切断してもそこから芽が出る。しかし,その上を行くのが笹です。笹の地下茎は地面からより深く,笹本体も容易に切れない。笹を完全に抜くために土を掘り起こさなくてはならない。これから時間がかかりそうです。

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